ほほえみの真珠

2016年6月23日

 

大切な人がいつまでも、ずっと幸せでいられるように

「ほほえみの真珠」
母性を抱く女性の守り石として誕生したサンゴパールと聖女のような清らかさと人を慈しむ心、深い愛情 を育む真珠ネックレス。

母親が我 が子への深い愛と 想いを、大切な節目、大切な記念日に想いを込めて贈る最高の贈り物。
プレゼントされるほうはもちろん、贈る側もとても微笑ましく、幸せな気 分にさせてくれるものです。

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静岡正規取扱店

select jewelry shop LUCIR-K〈ルシルケイ〉

http://www.lucir-k.com/hohoemipearl.html

 

 

■ 珊瑚が秘める不思議な力

厳しい海の中で、際立つ美しさを誇る珊瑚。珊瑚は、真珠と同じく有機質起源の宝石です。いわば自然がつくりあげた特別な宝石、天然の宝石です。赤と白とのグラデーションの中で、さまざまな表情をのぞかせる、その美しさは古来より多くの貴人たちを虜にしてきました。特に、その赤は生命の神秘のシンボルとして尊重され、様々な災厄から人々を守る霊力を備えた海の宝石として愛されてきたのです。幸福な結婚を想った女性が、負傷避けや魔除けを祈った兵士達が、我が子の健やかな成長を願った母親が、赤々とミステリアスに輝く珊瑚という宝石を手の中にそっと握ってきた。そうです、珊瑚とは、美しい装身用の宝石であると同時に、不思議な力を秘めたお守りでもあったのです。

 

 

■ 海の宝石 珊瑚と真珠

珊瑚は、真珠と多くの共通項を持っています。厳しい海で育まれた自然が産んだ宝石であるという点、日本が世界的な産地であるという点、それぞれの有力産地として知られる土佐も宇和島も四国に位置するという点です。松本真珠が、これらふたつの海の宝石に着目したのは、とても自然な成り行きでした。自然で鍛えられた真珠には濁りがなく、透明感が備わっています。淡く美しい真珠層、それこそが本物の真珠の証です。松本真珠は、美しい真珠を生み出すために、日夜、研究を重ねています。天然貝を真珠核の原料として用いるのも、そんな松本真珠のこだわりです。また、調色処理を施さないナチュラルホワイトパールも、松本真珠の努力の結晶と自負しています。そして、松本真珠の歴史に新たに加えられたサンゴパール(Coral Pearl)も同様に、松本真珠の真珠づくりの心と豊かな自然のコラボレーション、5年の歳月経た後の結晶なのです。

 

■ 世界初の珊 瑚パール

サンゴパールは、これまであった人工的なピンク色の真珠とは大きく異なるものです。これまでにもあった調色によって出されるピンク色は、仰々しく、ややもすれば品に欠けてしまいます。これに対して、サンゴパールは、淡い薄桃色の、透明感のある品性を備えた真珠に仕上げられています。これを実現しているのは、サンゴパールの真珠核に用いられている、厳選された天然の珊瑚。そして、この珊瑚を提供してくれているのが、高知県宿毛市に拠点を構える菊地珊瑚加工所なのです。この加工所は、珊瑚の産地として世界に名を馳せてきた土佐の伝統を受け継ぐ珊瑚専門店です。つまり、松本真珠が長い歳月の末に商品化に成功したサンゴパールは、四国が世界に誇る真珠と珊瑚のコラボレーションとなるわけです。そのナチュラルな美しさは、見る者の心を掴んで放しません。

 

■ 珊瑚のこだわり

サンゴパールに用いられる珊瑚は、一般には「深海サンゴ」と呼ばれるものを使用しています。これは、「血赤サンゴ」と呼ばれる赤々としたサンゴとは異なり、ピンク色と白色の斑紋がその特徴です。流水のように描かれる緩やかなピンク色と白色のラインが、海の中に沈められ、母貝の中で育まれることで、全体が透明感のある薄桃色で覆われたサンゴパールとして生まれ変わります。深海サンゴと呼ばれる由縁は、宝石珊瑚の中では際立って深い1000メートルを超える深海底で採取されるためです。海底深くから採られて集められた貴重な珊瑚、これに加工が施されるとサンゴパール用の真珠核のできあがりです。しかし、この加工には手間がかかります。菊地珊瑚加工所で行うのは、挽き割り→小割り→荒丸め→荒研磨→バレル研磨→磨き艶出し仕上げなどの匠の技が要求される工程です。こうして出来上がった天然珊瑚の真珠核は、ようやく母貝の胸に抱かれ、海へと沈められるというわけです。この長い長い工程の末に生まれるのが、松本真珠が皆様に自信を持ってお届けする「サンゴパール」です。ほほえみの真珠、そこには珊瑚の長い歴史、自然の驚異、日本の匠の技、そして真珠に対する飽くことのない想いが込められています。

 

 

無調色真珠とは?

真珠はアコヤ貝という生き物の体内で育まれる宝石です。その為ほとんどの真珠は、真珠にはなりませんし、同様に色もキズも様々な状態で生まれています。このままでは宝飾品として扱いにくいので永年の研究と技術を駆使して女性のお化粧と同じようにあくまでも真珠の美しさをより引き出す為に少し手を加えます。これには二段階の方法があり、初めに「シミ抜き、漂白処理」を行います。この処理により真珠の美しさが大きく左右される為時間(1ヶ月~3ヶ月)と技術と繊細な注意を必要とします。この段階で不要なものを取り除かれた真珠は本来の色相を発揮しますが、多くの珠の色相にはムラがあります。そこで次に「調色処理」を行います。一つ一つの珠にある色ムラを整え、同色相のネックレスに仕上げる為にどうしても必要な処理とされています。これは真珠養殖が盛んになった頃からの慣習として現在も引き続き行われています。

 

調色について

本来の真珠の良さを楽しんでいただく為にシミ抜き漂白処理した真珠には透明感が有りとても綺麗です。それを調色すると若干ですが真珠本来の透明感が失われてしまうのです。あの海の綺麗な時代(30年~40年前)に取れた真珠は汚れも少なく又加工技術も発達してなかったので、天然真珠本来の干渉色の出る真珠がたくさん取れていました。私たち真珠の養殖にたずさわる者として現在に於いて30年前の真珠を蘇らせようと10年程前から研究を重ね、数は少ないですが、皆様に真珠本来の透明感を末永く楽しんで頂くために無調色真珠(ナチュラルホワイトパール)を発表させて頂きました。

 

品質について

ナチュラルホワイトは本当に良い珠しか使っていません。当社では「ナチュラルホワイト」に使用する珠を原料珠の段階から選別し、最終段階では(巻き・照り・傷・色・形)の良い物だけを使って製品に仕上げています。ですのでほぼ花珠に近い商品だと思っていただいて結構です。例えば、透明感のある美しさ。真珠層の透き間に入ったシミを取り除くシミ抜き加工により、通常の商品にはない透明な質感をお楽しみ頂けます。そして、品質の良さ。巻の厚い「ナチュラルパール」(ホワイト、ブルー)は色あせが起きにくく、しかも、通常の商品のように、染料による調色加工を施していないため、染料による色の変化がありません。こうした真珠本来のすばらしさを、できるだけ多くの方々に知って頂きたい・・・そんな私たちの願いから生まれたのが、松本真珠コレクションの「ナチュラルパール」なのです。