花珠真珠ネックレス

2016年6月22日

本当に花珠真珠ネックレスは高品質なのか?

もともとの花珠の意味と、花珠鑑別書の花珠は全然違う!

 

花珠(もともとの意味)

貝から採り出した時からひときわ美しく輝く特上の真珠。全体のうち上位3~5%と言われている。明確な基準はないものの、真珠に携わるプロの厳しい目で選ばれる。この選別眼も職人技の1つ。

花珠鑑別書

民間の真珠鑑別会社が独自に定めた基準以上の真珠に「花珠」の呼称を付与している。上記の元々の意味の花珠かどうかを鑑別しているわけではない。鑑別会社によっても基準が異なる。A社では花珠と鑑別されたものがB社では花珠にならないということも多々ある。流通量は相当数に上るため希少性は高いとは言えない。『最高品質』と書かれているが、もともとの意味が指すような最高であることはない。(理屈的には、本当に最高品質であれば花珠鑑別書は楽々取得できるのだが、このクラスの真珠が鑑別書付きで売られることは普通はない。)

デパートのチラシなど、注意が必要。

社団法人 日本真珠振興会からも花珠の表記に関する注意喚起が発表されている
花珠鑑別に出すのは義務ではない。花珠鑑別書を取得できる真珠でも、鑑別書を取得せずに販売店の保証書のみ添付して販売されることもある。それが従来のスタンダードな真珠の販売方法鑑別書が無いからと言って質が悪いとは限らない。むしろ、鑑別書付きの中途半端な品質の物より余程良い場合もある。

頼りになるのは真珠専門家の目と信用だけ

鑑別書があるから良い物、大丈夫、ということは決してない。一応の参考程度にとどめておく。鑑別書を取得した真珠を別の真珠と入れ替えても、鑑別書を頼りにそれを証明することはできない。そのことを悪用して、グレードの低い真珠を鑑別書にセットして販売されているケースも見られる。完全にそれを見抜く方法はないので、価格が安すぎるものは要注意。

 

真珠の価値を決める7つのポイント

①巻き

「巻き」とは、核(養殖真珠の芯)の表面を覆っている真珠層の厚さの事で、真珠の耐久性と言う観点からも重要とされています。あこや真珠の場合、厚さは僅か0.35~0.5ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)。非常に薄いアラゴナイトといわれる炭酸カルシウムの結晶が1000枚以上積み重なって構成されています。

②テリ

「テリ」とは、真珠の持つ輝きのことです。ぼんやりしている物より、強い輝きを放つものが良質とされており、それは真珠層の厚みや均一性、光透過性などで異なります。また、単なる真珠表面の光の反射だけでなく、真珠の内面からの反射光が美しいものが理想的とされています。

③色

真珠の「色」にはダイヤモンドのように統一基準がありません。アコヤ真珠の場合は一般的に黄色・白・グレーの3色に分類されます。上質の真珠は中心と外周部の色に微妙な差があり、全体に虹色がかって立体的に見えるのが特徴です。

④キズ

シミやへこみ(えくぼ)、突起など真珠表面の滑らかな美しさを損なうものを総称して、一般的に「キズ」と呼びます。その数や大きさ、種類、位地などによって真珠の価値は大きく左右され、キズのすくないものほど上質とされています。

⑤形

あこや真珠の「形」に関する基準は、他の真珠に比べると非常に厳しく、ラウンド・セミラウンド・セミバロック・バロックに選別されます。丸く、真円に近いものほど価値があるといわれています。

⑥サイズ

珠の直径をmm(ミリ)単位で表現したものを「サイズ」といいます。通常は0.5mm単位で表示します。アコヤ真珠のサイズは一般的に2~10mmとされ、ネックレスには5mm以上の珠がよく用いられています。クオリティが同等であれば、サイズが大きいものほど高価になります。

⑦連相(れんそう)

「連相」とはマッチングともいわれ、ネックレスの珠の揃い方のことで、連相が良いとされるネックレスは、珠の大きさだけでなく、色やテリなどの品質までもが美しく揃っています。

お客様の声

冠婚葬祭に使える真珠が欲しいと思い、LUCIR-Kに行ってパールジュエリーを購入しました。値段がリーズナブルなのに、高品質だと聞いたのでこのお店に行ったのですが、輝きが違うと感じ、高級感があって気に入ったのでネックレスを購入しました。最近では結婚式の招待で着用し、まわりのみんなにも好評でしたし、これからも大事に使っていきたいと思いました。まわりにパールジュエリーが欲しいと思ったらこの店を紹介しています。静岡市真珠専門店select jewelry shop LUCIR-K〈ルシルケイ〉http://www.lucir-k.com/